富谷塾発部活 TOMIYA CRAM SCHOOL

富谷塾 部活Club activities

#Project_マーケティング研究会

会長

佐藤敏充

お客さんに寄り添った商品作りや売り方をみんなで勉強する

MEMBER

佐藤敏充(会長)、宮田かおり、永沼賢一、菅原恵、伊藤直子、木村一也、齋藤知幸

活動のきっかけとなる思い

・どんな「いいもの」もお客さんがいないと売れない
・売り方をよくすれば売れるんじゃないかと気づき始めた

集客で困っている人を助けたい

富谷市のまちづくり起業塾である富谷塾では、これから事業を展開しようとしている塾生に、まずはイベントを開催、またはイベントに出店してみることをおすすめしています。店や事務所を構えるなどの投資をしてしまう前に、そもそもその事業が展開していける可能性があるかどうかをテストしてみる目的です。そこで最初に課題になるのがどうやって集客するかということです。イベントを企画し、チラシを作って配布するだけでは十分なお客さんを獲得することは難しいのが現実です。手間ひまかけてイベントを企画してもお客さんに足を運んでもらわなければ、肝心の商品やサービスを買ってもらうことができません。マーケティングを学ぶことで、集客のコツをつかんでもらえればと思い、コンシェルジュが考えたのがマーケティング研究会でした。

自分は職人的な農家でもなければ、量を作れる農家でもない

第一回目の研究会はいろんな職種の人が集まりました。その中でも、多賀城市で代々花農家を営む佐藤敏充さんは、自分でも積極的にマーケティングを学び、一般社団法人コトマーケティング協会の認定アドバイザーの資格も取得した実践者でした。そもそもなぜ佐藤さんがマーケティングを学び始めたのかというと、リーマンショックのあたりから花苗の価格が下がりはじめ、このまま花農家を続けていっていいかと危機感を感じたそうです。「普通にいいものを作って売っているだけでは生き残れない」と直感的に感じたと同時に「売り方を改善すれば売れるのではないか」とも感じたそうです。そして、7年ほど前から独自に売り方を勉強して、販促物を自作していったそうです。販促物とは、商品に付随するPOPなどの、商品のことをよりわかりやすく説明したり、商品を手に取ってもらうためのものです。意識したのは、売り場でまずは目を止めてもらうこと、そしてPOPを読んでもらうことでした。佐藤さんはその後も販促物の工夫だけに留まらず、お客さんが何を求めているのかを掴むために、卸先の方となるべくコミュニケーションを取るようにしたり、積極的に悩みや課題を聞いていったそうです。今では花苗の販売だけでなく、育苗コンテナの回収やリユースのサービスを提供したり、売り方の豊富な知識を生かしてセミナーの講師を務めたりしています。ご自身の危機的状況をバネに、マーケティングの知識を活かすことで花農家としてより進化することができた佐藤さん、これからは同じような状況の方の力になりたいと語ります。

いろんな人の商売をマーケティングで助けたい

これからは「情報を売る」ことに挑戦したいそうです。「かつての自分のように商品が売れなくて困っている人がまだまだいるはず。マーケティングの知識を生かしてそのような人たちを助けたい」と言います。現在はマーケティングに関するセミナーを動画で配信したり、PDFデータを有料で買ってもらうなどのインフォプレナー(情報起業家)に興味があるそうで、マーケティング研究会主催でPOPの書き方講座をやってみたりと挑戦は続きます。ご自身にトライアンドエラー(成功体験も失敗体験も両方)の経験があるため、言葉に説得力があり、引き込まれる佐藤さんのお話、より多くの方に聞いてほしいと願っています。

コンシェルジュより

お試し出店でも、販売をするにはマーケティングの知識は必要です。しかも、知識ではなく、実際の経験をメンバー同士で共有できる。ここでは、参加者が先生になる「学びの循環」が起きています。今後も継続して新しい先生が誕生してほしいです。